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おもちゃを求めて三千里

主にドール(オビツ50)中心の不定期ブログ。たまに一人旅にも出ます。

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紳士マン

Author:紳士マン
趣味:ドール、漫画、イラスト、旅行、スイーツ食べ歩き。
元ゲーマーですが紆余曲折の末、オビツ50に魅せられて
しまいました。
お金がかかる趣味ばかりで毎月が大変ですが、
「楽しいは正義」ということで・・・(^^;)

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まとめ
2014.09
07
少し間が空いてしまいましたが、前回予定していた、バスケット連動記事のストーリーをアップしました。
DSC_5225.jpg

こちらはバスケット連動記事用に、ゼファースタジオのロッカーエリアで撮影した写真なのですが、

教室のセットは見かけることが多い中、今見ても面白いシチュエーションで撮影出来る場所だと思いました。

残念ながら営業が終了してしまったスタジオですが、またいつかこういったスタジオがあったら、

今度は1/3サイズでチャレンジしたいですねw


※ 連動記事は、 その1その2その3 に過去記事をアップしています。
ありさ 「・・・よし、こんなもんかな?」
DSC_5213.jpg


・・・いつも日課にしているボールの手入れも終わり、ホッと一息をつく。


いよいよ明日から私にとって最後の公式戦が始まる。


高揚している自分の気持ちを抑えるためにも、ちょっとだけ自主練をやってから帰ろう。


泣いても笑っても、これが最後だから・・・




? 「おつかれ~!」
DSC_5214.jpg


ありさ 「ひ、ひや~っ!!」


突如、私の頬に押し付けられた冷たい感触に、自分でも恥ずかしい位の声を上げてしまう。



さあら 「・・・ふふふっ、面白い顔だったよ、ありさってば♪」
DSC_5215.jpg


・・・満面の笑顔でジュースを差し出してきたのは、チームメイトの 『 さあらちゃん 』 、私の親友だ。


ありさ 「さ、さあらちゃん! ビックリしたよ、もうっ!!」


さあら 「ごめんごめん、ありさがあんまりにも真剣な顔をしているから、緊張をほぐそうと思って・・・

     はい、差し入れ♪」



そういいながらも、小さな声でまだ笑っている。



ありさ 「あ、ありがとう・・・ でも、さあらちゃんは、見かけによらず意地悪なんだね。」 
DSC_5216.jpg


私は少し頬を膨らませながら、文句を並べていった。


さあら 「あははっ、効果抜群だったでしょ?

     ・・・でも、明日からいよいよ試合だし、緊張するのも無理は無いよね。」



ありさ 「・・・えっと、さあらちゃんは、緊張していないの?」



さあら 「大丈夫、自分とチームメイトを信じて、思いっきりぶつかっていけば、必ず勝てるよ。」
DSC_5217.jpg


そういいながら、汗で重くなってしまった綺麗な髪を丁寧に整えながら、力強い回答を聞かせてくれた。


さあらちゃんはこのチームの司令塔で人望も厚く、まさに要ともいえる存在だ。


冷静かつ的確な判断でチームと、そして気弱な私を引っ張ってくれた。


そして、さあらちゃんと同じチームでプレイするのは、この大会で最後となるのだ・・・




さあら 「そういえば練習の終わり際に、自主練をするとか聞こえたけど、明日もあるし無理しないでね。」
DSC_5219.jpg


形の良い眉をひそめながら、私に気遣いの言葉をかけてくる。


さあらちゃんは、本当に優しい。


それは自分自身に厳しいからできることだ。


さあらちゃんが人一倍頑張っていることを、私は知っていたから・・・




ありさ 「でも、私は皆よりも上手じゃないから、少しでも足を引っ張らないように頑張らないと・・・」
DSC_5218.jpg


さあら 「ありさは自分を過小評価しすぎていると思うけど・・・ それなら私も、自主練に付き合おうかな。」


ありさ 「ええっ?! さあらちゃんは今日の練習で一番疲れているはずだよ?

     さあらちゃんこそ、明日に備えて休んでおくべきだよ。」




さあらちゃんは自分の練習だけでなく、司令塔としても様々な戦術を夜遅くまで考えている。


その真面目な性格から生まれる意思の強さと責任感が、逆に心配になってしまう時があるが・・・




さあら 「これ位、全然平気だよ、それにありさが無茶をしないように、監視の役目もあるんだからね。」
DSC_5220.jpg


いつも変わらない眩しいくらいの笑顔を私に向けて、こう宣言してきた。



さあら 「大丈夫、私達は強くなった! 明日は絶対に勝てる! そしてその先も・・・!」


ありさ 「うん、絶対に優勝しようね・・・!」








・・・けれど、私達の目指したゴールは、少しだけ高く、そして遠かった。
DSC_5221.jpg


茫然と見つめるスコアボードには、僅差で負けた点数が無表情にこちらを向いている・・・


ずっと続くはずの私達の 『 祭り 』 は、あっけなく終わってしまったのだ。




そして、最後まで諦めずに全力で引っ張ってくれた私の親友は、膝を落として肩を震わせていた・・・
DSC_5222.jpg


私はそんな責任感の強い さあらちゃんを、後ろから一緒に泣くことしかできなかった・・・


さあら 「ごめんね・・・ 今まで、ありがとう・・・」


その時の感謝の言葉は、ずっと忘れることは無いだろう・・・









時が流れ、私達は、別々の道を歩んでいく・・・
DSC_5223.jpg


今度は対戦相手になるねと、いつもの輝いた笑顔で さあらちゃんはいっていた。


彼女なら、きっと素晴らしい選手に、そしていいライバルになれると、私は思っている。




私達が出会い、バスケを通じて一緒に過ごした時間は、これからの未来を考えれば、一瞬の出来事なのだろう。


けれど、過去を振り返った時に、ゴールを求めてひたすら頑張ってきた日々が光り輝いていたと、


いつか笑顔で語り合えることができたら、本当に素晴らしいことなんだろうと思う。


そんな様々な思い出を与えてくれたバスケと、さあらちゃんに出会えた偶然に、私は感謝している。




私達の 『 祭り 』 は、これからもずっと続いていくのだから・・・
DSC_5224.jpg



『 祭りの後、そして始まり 』 END



今回は既に営業が終了しているゼファースタジオと、バスケット連動記事の一区切りとして作ったことから、

少し重いストーリー展開になってしまいました・・・

お互いが競い合うことで勝敗が出てしまう、多くのスポーツに共通することですが、

試合結果による勝者と敗者が必ず存在し、それぞれで主役となったストーリーがあるかと思われます。


今回は後者をスポットにあててストーリーを作りましたが、今回は負けたけど、次は頑張る・・・!

という二人の前向きな気持ちが、少しでも伝わってくれれば幸いです・・・w

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何を…

スポーツの中に咲く女の子同士の友情よきかなよきかな(≧∇≦)

「雌雄を決する。
これには必ず勝者と敗者が付いて回る、でも勝利から敗北から何を学ぶかで先の人生が変わる」とは昔私にとって神様であった大先輩職人の言葉…
ありささんとさあらさんは一体何を学んだのか、次はそれが活かせるとよいですねo(^-^)o

「勝者を称え
敗者の明日を願う」

お二人の次の勝利を願っています(^_^)v

切ないですなぁ~ ( ;∀;)
あまりに呆気ない幕切れ。
けど、きっと一区切り。
君たちの輝かしい未来は、これからです♪

No title

こんばんは~

切ないですけど、未来はこれからですよね。
きっと別々の進路でも2人の交流は続くのでしょう。

「心の成長」を見届けたいですねw

川倉 優様

コメント、ありがとうございます!

> スポーツの中に咲く女の子同士の友情よきかなよきかな(≧∇≦)

友情、努力、ライバルなどの要素は、スポーツや少年誌でのテーマの定番ですよねw
スタジオのロッカールームならではのストーリーを作ってみたかったのですが、
個人的にもこういった展開は大好物ですし、一緒に楽しみながら撮影していたのを覚えていますw

> 「雌雄を決する。
> これには必ず勝者と敗者が付いて回る、でも勝利から敗北から何を学ぶかで先の人生が変わる」
> とは昔私にとって神様であった大先輩職人の言葉…
> ありささんとさあらさんは一体何を学んだのか、次はそれが活かせるとよいですねo(^-^)o

コメントを拝見して、お仕事の先輩という人生経験豊富な方だからこその「重さ」を感じる、
とても素晴らしいお言葉だと思いました。
川倉さんのブログでの雰囲気からも、優しく素晴らしいお人柄を感じています。

これは自分自身も感じていることですが、特に敗北や挫折感などの負の体験をした時、
その経験をどのようにプラスにするかによって、心が成長するものだと考えています。
もちろん勝利の側に立った場合でも、相手の気持ちなどを思い浮かべることができれば、
さらなる飛躍につながるのでしょうね・・・w

>「勝者を称え
> 敗者の明日を願う」
> お二人の次の勝利を願っています(^_^)v

ありさと さあらは、今回は僅差で敗者の側に立ってしまいましたが、
前向きさと仲間を思いやる気持ちから、新たなチームメイト達に出会った時も、
今回の経験が必ずプラスになるはずだと思います。
その二人が今度は好敵手として向き合った時、お互いに感謝の言葉を交わす・・・
そんな場面が見れれば、最高のドラマですよねw

まだまだ、これからです!

げる様

コメント、ありがとうございます!

> 切ないですなぁ~ ( ;∀;)
> あまりに呆気ない幕切れ。
> けど、きっと一区切り。
> 君たちの輝かしい未来は、これからです♪

お互いが競い合うスポーツでは、どうしても勝者と敗者が出てくるものですが、
それぞれの「夢」を求めて頑張る人達全てが主人公であり、そこにドラマが生まれると思われます。
結果としてそれが敗北になってしまっても、それをバネにして次に繋げることが出来れば、
おっしゃる通り、きっと輝ける「未来」が待っているはずですよねw

機会があれば、ストーリーの続きを作りたいですねw

冬音様

コメント、ありがとうございます!

> こんばんは~
> 切ないですけど、未来はこれからですよね。
> きっと別々の進路でも2人の交流は続くのでしょう。

最後の公式戦の初戦に負けてしまったことは、二人にとって残念な結果となってしまいましたが、
一つの区切りとして、ここからが新たな出発点になるかと思われます。
その過程でアドバイスや一緒に練習したりと、お互いがさらなる成長をした結果、
ライバルとして試合で対戦することになれば、とても素晴らしいことですよねw